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参考書籍

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発酵ウコンの生理活性に関する学術的背景

活性酸素

(1)
活性酸素は、ミトコンドリアでエネルギーを産生するときに、
ミトコンドリア電子伝達系で酸素分子の4電子還元が行われますが、
その中間産物としてスーパオキシドラジカル(O2・-)、過酸化水素(H202)、
最も反応性の強いヒドロキシルラジカル(HO・)などが発生します。
更に一酸化窒素(NO)などと反応を繰り返し多くの活性酸素種が生まれます。
(2)
活性酸素の研究は、その毒性つまり酸化障害に始まり、
同時に抗酸化物質による酸化障害抑制メカニズムの研究が進められました。
さらに近年活性酸素シグナル伝達機能が次第に明らかになるにつれ、
活性酸素の全体像が精緻に把握されるに至っています。
それによると活性酸素の害を一元的に抑制するのではなく重層的及至は段階的に抑制しているのは、
生体系の不完全さではなく、より効率的な細胞機能抑制を行うという合目的な要請によってなされています。
そのため酸化還元の微妙な酸化側への傾きによって様々な障害を起すという側面を内包しました。
そして創造主が予期せぬほどにヒトの寿命が延びるに従い、体内にある多くの抗酸化物質の劣化による
還元力不足からがんを始めとする様々な疾患が生ずることになりました。