「がん克服10カ年戦略プロジェクト」でも確認
予防法や特効薬はもちろん、未だ決定的な治療法のないガンですが、世界各国の医学会はガン克服をテーマに、
莫大な予算と人員を割き、日夜研究を続けています。
日本では、厚生労働省が主体となった「がん克服新10カ年戦略プロジェクト」が有名ですが、
この中の「食品成分によるがん予防プロジェクト」の中で、
ウコンの主成分クルクミンの制ガン効果について研究が行われ、その成果が報告されています。
一部抜粋しますと、「クルクミンは種々の臓器において、発ガン抑制効果のあることが証明されているが、
今回細胞周期の進行に対して抑制効果を示しG2/M期で停止させることを見出した」とあります。
細胞がガン細胞に変化する前あたりをイニシエーションといい、
その段階でクルクミンがガン化を停止させる力があるということでしょう。
発酵ウコンを常に飲んでいる当会の会員の中でガンになった人が皆無に近く、
これはガンのワクチンといえるのではないかといわれています。
また、アメリカのラトガース大学、日本癌学会総会でもウコン摂取による胃ガン、腸ガンの予防効果、
ウコン塗付による皮膚がんの予防効果が発表されています。
ウコンから記憶力活性物質
武蔵野大学薬学部の阿部教授らは、インドでアルツハイマー病の患者の少ないことに着目。
その秘密は食生活にあるとして、代表的料理カレーに含まれるターメリック(ウコン)に、
加齢などによる脳の神経細胞の損傷を防ぐ働きがあることを確認した。
そこで、米国ソーク研究所がウコン成分から作った新化合物「CNB-001」の効果をラットを使って調べた。
その結果、ウコン由来の化合物を飲むと、飲まないラットに比べて、記憶力が高まっていることが観察でき、
阿部教授は「新化合物は、脳の記憶にかかわる海馬部分を直接活性化している可能性が高い」と話している。
(2008年8月19日読売新聞から)
ウコン、特に抗酸化力に優れた発酵ウコンがアルツハイマー予防や記憶力増進に期待されるのではないでしょうか。
ウコンから記憶力活性物質
千葉県で、クリニックを開業されている小菅正規医師は、長年のうつ病に手をやかれ、
服用した抗うつ剤の副作用でもくるしまれていました。
父親の静岡県立大学薬学部名誉教授の助言をもとに漢方を研究され、
ウコンで自分のうつ病を克服されたそうです。
ウコンがうつ病の特効薬であることを実体験として『私はウコンでうつを治した』という本に書かれ出版されています。
脳のモノアミンやアドレナリンという、うつ病の改善に必要な物質を増やす作用があることを確認され、
また副作用が全くないことを大変評価されております。
ウコンのことを中国語では『鬱金』と書きます。
鬱病に対して金の値打ちがあるという意味合いではないでしょうか。
(参照『私はウコンでうつを治した』/著者 小菅正規/発行者 ㈱宝島社)