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参考書籍

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これさえあれば!発酵ウコン

ウコンから飲みやすい発酵ウコンへ

元の成分をほとんど変えずに飲みやすく

沖縄では、あたりまえのように八百屋さんの店先に並べられているウコンですが、
薬臭い匂いと強烈な苦味は、慣れない人にとっては吐き出すほどです。
「良薬口に苦し」の典型とも思えますが、普通の薬にしても、
糖衣錠などで飲みやすくしたものに慣れた現代人の口には、やはり無理があります。

しかし、このウコンの効果を信じ、並々ならね情熱を注いできた人々により、
ウコンは飲みやすい『発酵ウコン』に生まれ変わりました。

その開発者が琉球大学農学部名誉教授の本郷富士彌博士でした。

「ウコンが体にいいのは沖縄県人なら誰でも知っています。
でも、とにかくウコンは飲みにくいので、沖縄でも若い人はほとんど口にしなくなっているのです。
これは将来、沖縄県人の健康面に重大な影響を及ぼします。
そこでとにかくウコンを飲みやすくするために、独特の苦みと臭みを消す方法を様々な角度から研究しました。
最終的にバイオ技術の応用という方法に行き着くのに、8年の歳月を要しました」

本郷博士のバイオ技術というのは、いわゆる発酵技術の応用です。
乳酸菌などの様々な微生物を用いて発酵させることで、
ウコンの効能を損ねず、苦みと臭みだけを抑える試行覚悟に
長い年月を要したのです。

しかし、博士たちの情熱とエネルギーによって生み出された
『発酵ウコン』には、
博士たちも想像をしなかった副産物がありました。

発酵ウコン
発酵作用で強力な抗酸化力を獲得

「一般に味噌、醤油といった発酵食品は抗酸化力が強いのですが、
ウコンも発酵させることで悪玉活性酸素を抑制する抗酸化力がパワーアップしたんです。
それとミネラル成分の増量も確認されました」

前項でも紹介しましたが、抗酸化力といいうのは、細胞組織を酸化させることで老化を早めたり、
細胞そのものを破壊するといわれる活性酸素の働きを抑制する力です。
研究者によっては、病気の大半に活性酸素がかかわっていると明言される方もおります。

ウコンの抗酸化力については、色素成分のクルクミンが腸から吸収されることで
テトラヒドロクルクミンという強力な抗酸化物質に変化する事が確認されていますし、
女子栄養大など、様々な研究機関でテストされ、BHAとよばれる食品添加酸化防止剤よりも
すぐれた抗酸化力が確認されています。

この発酵による変化により、抗酸化作用、強肝作用、抗ガン作用、抗菌作用、抗炎症作用等、
ウコンの持つ様々な作用がパワーアップされたことはいうまでもありません。

発酵ウコンとは、発酵させることでウコンの威力をパワーアップしたスーパーウコンといえるのはないでしょうか。